発達障害とHSP~似ているようで違う??~

今回は リクエストがあったので 発達障害とHSPについて書きたいと思います!

ここ1年ほどで HSP いわゆる「繊細さん」がかなり認知されてきました

HSPとは 生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」のこと
音や光などの刺激に対して敏感に反応します。また 人の気持ちに敏感で 自分のことではないことで感情が揺れます。


例えば 映画で人が殺されるシーンとか 人がいじめられている 怒られているなど 自分事のように感じます
なので 学校や会社でそういう場面に出くわすと 関係ないのに 感情がざわざわします
以上のことから 外からの刺激に敏感なので 疲れやすいってこともあります

実は 刺激に敏感なのは 発達障害の人も同じなのです
音や光の刺激には敏感だし 脳は同時に処理をしようとして フル回転しているので とても疲れやすい

違うところといえば HSPは 人の気持ちに敏感、空気を読みすぎるといったことがありますが
発達障害は 空気を読まない というところ

ところがです 発達障害の方の中には 空気を読まなくてよいところで空気を読んで 疲れてしまう人も多いのです 人に気を遣わないと言われがちですが 変なところで気を使いすぎてぐったりしてたりします
#うちの子供が そういうタイプです 質問されたら どう答えたら良いのか正解を探して 結果答えられなくなるのです(;^_^A

そういう部分もあり かなり似ている感じがしますが
HSPの方は 発達障害と一緒にされるのを かなり嫌がる傾向があります

人の気持ちに敏感かどうかというところだと思いますが
発達障害の方は 人の気持ちに共感する部分が弱いです なので 気は使うけど 共感能力は低いという感じ
HSPは 共感能力が高すぎて 他人と自分の気持ちが同じになってしまって苦しくなるという感じなので
発達障害とくくられてしまうと 違うけど…って言いたくなるのかもしれません

ただ 発達障害でのありHSPでもある という方もみえたりするので
そうなると もっと生きにくいのかな??なんて思ってしまいます

発達障害でもHSPでも その特性で 生きづらさを感じたり
特性から 2次障害を併発する場合もあります
この2次障害ってのが厄介だったりするので 発達障害 HSPの傾向にあるかも?と思ったら
その特性を理解して 自分に負荷がかからないようにしていくことが一番かと思います

そんな感じで 今回は 発達障害とHSPについて書いてみました
どちらも その特性を受け入れていかないと 生きにくいよね なんて思いました

 

カサンドラのお話会を開催する意味~オンラインでの居場所作り~

こんばんは
今週 土曜日の20時~から カサンドラのお話会を開催いたします

今年に入ってから 定期的にカサンドラのお話会を zoomで行っています
人が集まる時もあれば集まらない時もあります

ただ 集まっても集まらなくても 定期的に開催するということで
やっているんだな…とみなさんに認知してもらうことが大切だと思っていて

毎月 第2土曜日の夜と 第4水曜日の朝 行っています

参加される人はパートナーで悩んでいる人 子供のことで悩んでいる人 会社の人間関係で悩んでいる人 
と 様々ですが みなさん カサンドラさんなので 悩みを話して 自分の気持ちを共有するといった感じ

それぞれの人の話を聞くことで 自分の状況を客観視できたりすることもお話会の魅力です

また 色々 頭を悩ましていることも みんなの前で話すことによって笑い話になったり 自分なりに気持ちを昇華できる感じです

環境は違えど みなさん同じことで悩んでいる 
大変だけど なんとかうまくパートナーと子供と会社の人とやっていきたい
そういう気持ちから 自分の中の気持ちの落としどころを見つけています

4年前に 子供が発達障害の診断を受けて 親の会を探したり
子供の発達障害から ダンナが発達障害のグレーゾーンであることがわかったり
以前 会社の上司に悩まされていたことも カサンドラだったと気が付いて
それを話したいと思っても なかなかカサンドラの会がなくて
そこから 自分で会を立ち上げて 3年

昨年 カサンドラ症候群&発達女子専用サイト「りあん」を立ち上げて
カサンドラの発信が増えて カサンドラのオープンチャットも 70名を超える人が集まってくれて

リアルでは なかなか難しくても オンラインを使えば居場所が作れるのではないか
という思いが 少しずつ形になっています!


「りあん」の会員の交流会も 今月からやっていくことに決めたし
本名や地元で話すのは抵抗がある人 地域で話せる場所を探しても なかなか会を見つけられない人
そういう方々の居場所になれば…と思っています

オンラインだからこそ地域や時間の壁を越えて繋がれる

そんな思いを これからも発信していきます!